中国税関及び移転価格税制の最新動向及び実務対応セミナー

本セミナーは上海で開催します。具体的な開催情報は「セミナー詳細情報」をご確認下さい。

世界税関機構（WCO）は、2018年版「関税評価及び移転価格に関するガイド」（以下、「2018年版ガイド」）を公布しました。当該ガイドは世界各国の税関と多国籍企業が移転価格と関税評価に関する各種実務問題に対して、よりよく対応できるように指導することを目的として作成され、多国籍企業にとって重要な参考価値を持つものです。2018年版ガイドは移転価格と税関の関係、移転価格データの活用等について説明しています。

中国国内からみれば、税務当局及び中国税関は多国籍企業の関連者間取引における価格設定の合理性に注目しており、その監督管理について一連の規定を公布し、関連者間取引による租税回避防止調査の強化に取り組んでいます。税務当局は金税三期システムを通じて関連者間取引に対してモニタリングを強化すると同時に、「三位一体」の総合管理モデルで租税回避防止のための管理と調査等を展開しています。税関は通関一体化の改革を経て、輸入出の関連者間取引に対するモニタリングと調査を強化しています。

中国税務当局と税関は、「従来よりも関連者間取引に注目し、調査を強化する」という同様の方針を取っています。そのような状況下で、企業が日常管理の中で、どのように移転価格と税関のリスクのバランスを取り管理するか、また、2018年も年末を迎える中で、移転価格及び税関の観点から、関連者間取引の年末調整をする場合、どのような留意点があるか等の内容について、今回のセミナーで説明させていただきます。

ご多用中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

各会場とも、セミナー開催日の3日前（2018年11月5日）にお申し込みは締め切りとさせて頂きます。お席の数が限られておりますので、お申込みは先着順とさせて頂きます。会場の都合上、お申込は各社2名様までとさせて頂きます。ご不明な点がございましたら、下記の連絡先までご遠慮なくお問い合わせ下さい。

言語：日本語